不眠男の夢日記

夢日記兼ポエム置き場です。あまり夢を見ないので更新されないかもしれません。タイトルに日付が入ってるのが実際に見た夢で、その他はポエムです。

2020年7月30日

7月3日に、私は昔通っていたK学院に入学することになった。

仕事をしながら通学してもよいし、仕事を休んで通学して学院を卒業後に職場に復帰してもよい。どのような選択肢を選んでもよい状況に私は安心感を覚えた。

担任の教員も過去に通っていた頃と全く一緒だ。

教室に入ると、前の席に座っている女性は無愛想なことが印象に残る。見知った者もいる。ほとんどのクラスメイトが私の現役自体と一緒なのだ。

担任教員が学院の概要を説明する。

私はそれを流し聞きしながら、スマートフォンを取り出した。

ソリッドで四角い、キューブの全面からプラスチック製のスティック状のなにかが生えてきたようなスマートフォンだった。

私はスティック状のなにかの奥に配置された液晶画面から何らかの情報を読み取っていた。

ふと気がつくと女性がいた。この顔は知った顔だ。誰だったか……

その女性は風船を持っていた。

私は風船を軽く叩き、それが跳ね返ってくるのを楽しんだ。バシンバシンと音がするように叩くと起き上がりこぼしのように返ってくることが面白く思えた。

風船を叩いていると皆が集まってきて、だんだんきゅうくつになり、私は押しつぶされるような感覚を覚えた。

私はせっかく学院に戻れたのだから、ここにしかない資料をコピーしようと思った。

今まで続いていた担任教員による学院の紹介が終わり、私は家に帰ろうと思った。

すると担任教員が黙々と調理をはじめたので家に帰るのはいったんやめておこうと思った。

教室全体に目線を向けると、一番右後ろの席、そこに座っているのは私が知っている者だ。

しかしなぜ知っているのかわからない。なにを知っているのかもわからない。

私はキューブ状のスマートフォンを取り出すと、妻に電話をかけた。妻と電話をしながらスマートフォンから生えているスティックをひねった。スマートフォンはタッチパネル式ではなく、スティックをダイヤルとして回して操作するものだった。

私はこれからどのような授業が行われるかを、すでにすべて知っている。

それゆえに、これから送る学院での生活は楽しいものだけを味わえるであろうという期待感を胸いっぱいに抱くことができた。