不眠男の夢日記

夢日記兼ポエム置き場です。あまり夢を見ないので更新されないかもしれません。タイトルに日付が入ってるのが実際に見た夢で、その他はポエムです。

2020年7月31日

私は競馬場に居た。
競馬のことはよくわからないが、一着になる馬の馬券を買えばいいのだろう。
一番人気の馬が一着になることはほぼ間違いないと聞く。その馬券が的中したとしても1.2倍程度にしかならないだろうが、それを繰り返せば資産が増えると考えたのだ。
私が馬を見ていると、真っ黒で、大きななにかを運んでいる男がいた。そのなにかはカプセルホテルの一室をまるまる切り出したような形をしており、表面には光る電子回路のような幾何学模様が描かれておりなにか未来的な技術を感じるものだった。内部には生命維持装置があると私には感じられた。
その内部には女性が寝かされていた。女性はのっぺりとした、真っ黒な、「化学で作られたさなぎ」のようなものに包まれ顔だけを出していた。
男は少しふざけたような調子で私に言った。
「君が賭ける馬に1億円賭けてみないか。配当は君にあげよう」
女性がそれに反対すると男は懐からスタンガンのようなものを取り出した。それを女性の頭部にあてると女性は死んでしまった。
なぜだかはわからないが死んでしまったことは理解できた。
その後、女性はなにかに入ったまま運ばれていった。女性が入れられているなにかには車輪がついているため、ゴロゴロと押されていく。しばらく運ばれていくと、女性は死んでいるのに別の精神に遠隔操作されて身体だけが動き出す。なにかから這いだし、立ち上がり、歩いていく。身体は女性なのに男性の声で話しながらどこかへ歩いていった。
私は競馬場に戻ると男から1億円を受け取り、買おうと思っていた馬券を買った。
そして私は1億2000万円を手にした。