不眠男の夢日記

夢日記兼ポエム置き場です。あまり夢を見ないので更新されないかもしれません。タイトルに日付が入ってるのが実際に見た夢で、その他はポエムです。

2019年9月14日

私はエンターテインメント施設に来ていた。

そこでは、皆がガラスの破片を投げあい、ぶつけ合って楽しむ。ガラスの破片を投げるといっても、すべての破片は角が取れて丸くなっている。

子どものころ、川で一生懸命に集めたきれいなガラスのように。あるいは、ガラスであるのに他人を傷つけないと自らが主張しているように。

私は、メノウのように優しく輝くガラス片や、雪の結晶のように輝くガラス片のなかから、お気に入りのガラス片を探していた。

ガラス片はそのどれもが鮮やかに輝いて美しい。ただのガラスだとわかっているのに、宝石箱を広げたような気分になってしまう。

ここでは、万が一にもガラスで眼を傷つけないように、保護メガネを装着して楽しむ。

保護メガネは少しレトロなデザインだ。私は昭和に流行ったような丸眼鏡を選んだ。レトロであるが、材質は何だかわからない。フレームは丸眼鏡をのものだが、テンプルは緑色に輝き、柔らかいような硬いような、不思議な印象を受けた。

誰かにガラスの破片を投げつける。そのような行為は一般常識的に考えれば極めて危険で、取り返しのつかない傷をつけてしまうかもしれないものだ。

しかしここでは、それは合法的で、正しいレクリエーションなのだ。

私は入念に角が取られた美しいガラス片を、私の心から大切な人に優しく投げつけた。

2019年9月6日

元恋人に殺されそうになった。

彼女は私が身につけているなにかが気に入らないらしい。

一度目は私が一人でいるとき、急に何かを叫びながら包丁を振りかざし、走ってきた。

当然のごとく私は逃げたが、それだけで諦めるわけもなく、いつまでも逃げ続けることとなった。

私は車に乗り込んだが、車の前に彼女は立ちはだかった。

私は車のドアをロックし、なにやら叫び続ける彼女の声を無視することにした。

次の瞬間、フロントウィンドウに何かが飛んできた。人間の頭だ。

彼女は私に無関係な人間を殺しつづけていた。

「あんたがいけないのよ」

「このマフラーがいけないのよ」

私はマフラーをしていた。そのマフラーはどうやって手に入れたものなのかはわからない。

「ほかにもあるわよ」

そう言いながら彼女は無関係な人間の首を切り落とし、私の車に投げつけた。